足元から見つけたこどもの育ち


側溝に入って遊びだした女の子。 


手前の深いところに入ってちゃぷちゃぷした後、少し奥まで登って、また手前の深いとこに戻ってきてちゃぷちゃぷ。


声をかけるわけでもなく、少し離れてそれを見てると、20往復くらいひたすら行ったり来たり。


 一見すると、なんども同じところを往復してて何がたのしいんだろう?となる。しかも顔は無表情のままだし笑 


でもじーっとその足元を見てると少しずつ動きが大きくなっているのがわかってきた。ぴちゃぴちゃからぱしゃぱしゃくらい?ほんとにほんの少しだけ。 


こどものことをよーく見ていると、ふっとそのちいさな仕草から、こどもの育ちや心の動きを感じることができる。


 この子は今、「浅い深いの変化をたのしんでるんだろうなぁ」とか「自分の動きに水がどう反応するかをしっかり味わっているんだなぁ」とか。


 顔は無表情だけれど、すっごく心と身体が動いてる!=めっちゃ育ってるよ今!みたいなことが起きている。 


足元から見つけたこどもの育ちのお話。

保育とデザイン hitotoki

福井県で、こども向けの自然体験の企画とデザインをしています。

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