勝手にアンサー! #001

◇感想(今日見えたこどもの姿)(8/24のキトヒトより)


1:慎重でおとなしい性格ですが、今日は積極的に森の中に入って、虫や葉っぱを探していたのでうれしかったです。

2:普段は虫が苦手な子なのに、なんとかさわろうとする姿が見られて少したのもしく感じました。

3:大人の目線では気づかないことに気づいたり、発見がたくさんあるんだと思いました。前はこわがっていたことが出来たりしていておどろきました。


◇勝手にアンサー!

お三方に共通するのは、「いつもとは違うこどもの姿が見れた!」ということ。

ここで大切にしたいのは、【「いつもと違う」のは何だったか。】

お三方の保護者の「心の動き」を引用すると…


1:いつも自分は子供をせかしたり、注意しすぎだなと感じましたと感じました。ゆったり時間を過ごせて、気づくことが多かったです。

2:「見守る」ということを意識して子どもを見ることで、あまり積極的でないと思っていた子どもが、けっこうまわりの友達と関わろうとしているところが見えたのが、意外な発見でした。

3:最初にもらったルールの紙にあった「危ない、汚い…」等言わないこと。というのを普段よく言ってしまっているなと思い、子供の気持ちや”やりたい”という意志をできるだけ尊重したいと思ったし、言わないことで自分自身の気持ちが楽だった。


2の方は「積極的でない」という言葉に出ていますが、親自身が「積極的でない」という先入観を持ってしまうと、そういう接し方、対応になりがちです。3の人も、”「危ない、汚い…」等言わないことというのを普段よく言ってしまっている”ということで、こどもを未然に止めてしまいがちだったと思います。


森のようちえんを通して、こどもの「意外な一面」=「本来持っていた資質」気づけているんではないでしょうか?


親は、こどものことをすごくよく分かっている反面、経験則で判断しがちです。「この子はこういう子だから…」の一歩先を垣間見える瞬間が森のようちえんで生み出せたらいいなぁと思います。

保育とデザイン hitotoki

福井県で、こども向けの自然体験の企画とデザインをしています。

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